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2010.07.06

教職員対象人権研修会- パラリンピック金メダリストを招いて-

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本日、教職員を対象に人権教育研修会が行われました。今回は、講師としてバンクーバーパラリンピック金メダリストの新田佳浩選手と監督の荒井秀樹氏をお招きし、パラリンピックや障がい者スポーツへの熱い思いを語っていただきました。

10.06.03_職員人権研修2.jpg新田選手は、祖父が運転するコンバインに巻き込まれて左前腕を失った3歳の時から、「将来のために健常者として育て自立させたい」と願う家族や「特別扱いしない」周りの人たちに支えられながら、多くの困難を前向きに乗り越えてこられました。そして、クロスカントリーと出会い、祖父に金メダルをかけてあげたいという思いで臨んだバンクーバーパラリンピックで、見事2個の金メダルを獲得されました。夢を叶えられた新田選手から伝えられた「不可能を可能性と信じる心」という言葉がとても心に残りました。

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そんな新田選手をパラリンピックに導いた荒井監督は、障がい者スキーの選手の育成をゼロから始められた方で、選手集めに尽力されるとともにスポンサーとなってくれる企業を探して日夜奔走されています。選手と十分に会話することで選手の障がいにきちんと向き合い、そのうえでできるところから始めていくという荒井監督の姿勢は、私たちに大切なことを教えてくださいました。